パソコン格闘記

本で調べる人第五話

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家庭内LAN導入  バッテリー  Desktop  Laptop

家庭内LAN導入

ノートを買ったらLANで結ばなきゃあ意味がありません(キッパリ断言)。ファイルやプリンタを共有すれば便利ですよー。クロス・ケーブル接続なんてケチ臭いことをやっていてはいけません(再びキッパリ断言)。将来を見据えて100BASE-TXでスイッチングHUBを入手しても、予算は12,000円でお釣りが来る良い時代です。

こうした初期投資のお陰で、Windows CEのPDAもCFスロットにアダプタを挿して、LAN経由でシンクロさせています。

私は少々高価でも性能の良い方を選ぼうという考えで、100BASE-TX規格でアダプターとHUBを買ってしまいました。しかし後になって考えてみると、100BASEはそれ程重要ではありません。なぜならデスクトップ(A)からノート(B)に渡すデータは、AのハードディスクからBのハードディスクに書き写されます。という事は、両ハードディスクの読み書きスピードが遅ければ、それが転送速度の上限を決めてしまいます(速度のボトルネック等と呼ぶようです)。100といってもそれは理論値であって10BASEの10倍早い訳ではありませんし、そもそもしょっちゅう大量のデータをやり取りするのでなければ、安い方の10BASEで十分なような気が今はしています。

その場合ですと、予算は10,000円を楽に切るでしょう。週に数回、2台を繋いでデータの共有やノートからLAN経由で印刷する位ですと10BASE規格で十分でしょう。とはいえ両者の価格差を考えると、ノートが100に対応していない場合を除いて、21世紀の現在、10BASEの方を積極的に選ぶ理由は乏しいでしょう。

設定の苦難

デスクトップの方はPCIスロットにカードを差し込んで起動させると、PCがカードを認識してドライバー・ソフトをインストールするよう要求してきます。説明書どおりFDを入れてやれば、ハードの設定は終了です。

ノートの方はアダプター・カードを挿入してから起動させると同様にドライバーのインストールが始まり、これまた難なく終了するはずでこれ以上何も申し上げることはありません。

ノートパソコンに入っていたWindows Meには、98にはない「ホームネットワーク・ウィザード」なるものが付いています。ネットワーク・コンピューターを開くとウィザードを開始するアイコンがあります。後は指示通りに入力して行くだけで設定は終了です。しかもMeで先に設定をすると、98用にこのウィザードをインストールするためのプログラムをフロッピーに作成してくれますから、ノートにはFDドライブを接続しておく事を忘れてはなりません。注意点はそれ位です。

ネットワーク・アダプターの取扱説明書にはNetBEUIというMicrosoft推奨の小規模ネットワークのためのプロトコルしか書いてありませんでした。しかしこのNetBEUIはMicrosoft独自の規格のようで、Macとのファイルのやり取りには使えません。また、雑誌や書籍の設定解説記事では無視されています。無視される位簡単とも言えます。しかしもう一つのTCP/IPも同じ位の簡単さです。NetBEUIで混乱した私は結局TCP/IPによる設定に変えて決着しました。

どのような混乱があったかというと、ネットワークに接続して「ネットワークコンピューター」を開いても、相手のPCが見えたり見えなかったりしたのです。また「ネットワークの全体」を開いても設定したネットワーク名が付いたアイコンが表示されたりされなかったりという有様です。どこかがおかしいのですが、アダプターに付属の説明書によると、FAQらしく検索から探したいPC名を入れれば見つけられるとあります。Meのヘルプにも同じ様に書いてあります。確かに見つかるのですが、依然としてエクスプローラーでは表示できません。

しょうがないので検索で探し出したPCからショートカットを作って、必要な時にはここからフォルダーを表示させるようにして数日使っていました。しかしこれではすっきりしないので、これまでの設定を削除してTCP/IPで設定をし直しました。そうしたついでに「優先してログオン」をWindowsにログオンにしておきました。説明書では「ネットワークにログオン」を選ぶように説明もなく書いてありました。しかしこれを選ぶのはもっと大規模なLANを構築している場合のようです。

個人の家で、自分のPC間でだけプリンターの共有やファイルの共有をするのでしたら、LANに繋がないで使う事の方が多いでしょう。「ネットワークにログオン」を選んでおくと、LAN未接続時にも一々パスワードの入力を求められます。そんな際はキャンセルをしてしまってもWindowsは起動するのですが、ダイアルアップでインターネットに繋いだり、メールチェックをする際に「ネット接続のためのパスワード」の入力を求められます。その際パスワードの保持がチェック出来ません。起動時に正しいパスワードを入れれば、こんな事にはなりません。

ノートパソコンの方では、PCカードスロットにLANカードを挿していない時には、こうした面倒は起きません。

これもLAN導入にまつわる約束かとあきらめかかっていた頃、再設定のついでに「Windowsにログオン」を選んでみたら、上記パスワードの要求が出なくなりました。セキュリティーが求められる環境ではお勧めできませんが、一人で複数台のPCを繋ぐのでしたらこちらの方が楽です。

バッテリー

一般の電池は「一次電池」(Primary battery)と言って、充電が出来ません。一次電池には最も良く用いられる「マンガン電池」(一番安価な1.5ボルト。6ユニット重ねた角型の9Vは俗称006Pです。「ゼロ・ゼロ・ロク・ピー」と言えば店員に通じます。)、寿命の長い「アルカリ電池」(記号の最初がLです。単三電池はLR6と言います)、時計やパソコンの補助記憶用に使われている「リチウム電池」(ボタン型「R」が多い。記号の最初がCですから、CR-**というのが多い。)、その寿命のより長い「酸化銀電池」(ボタン型「R」が多い。記号の最初がSですから、SR-**というのが多い。)位は聞いた事があるでしょう。

なぜか日本語で「バッテリー」と言うと、充電出来る電池だけを「バッテリー」と呼ぶような傾向があると私には感じられます。私の印象が間違っていれば良いのですが、、。

その充電出来るバッテリー(Secondary battery)の種類はおよそ4つあります。車やバイクに使われる「鉛蓄電池」(電極が鉛で希硫酸を電解液に使っています)は、安くて寿命も長く、長時間安定して電力を供給できますが、重くて電化製品にはあまり用いられません。パソコンではその昔のマッキントッシュ・ポータブルというのに使われていたらしい。

充電池を途中まで使って、そこから充電してもフル充電出来ません。例えば寿命2時間の電池を1時間使った後で、フル充電しても次は2時間使えません。2時間使った後でフル充電すると、再び2時間使えます。

充電池は使い切ってから充電しましょう、というのがニッカド時代の常識でした。そのための専用放電器というものが今でもあります。

古くからパソコンに使われてきたのが通称「ニッカド電池」(ニッケル・カドニウム電池)です。出力電圧は1.2ボルトですが1.5ボルトの「普通の電池」と差し換えて使える場合が多い。安価で大電流を取り出せますが、名前の通り有害なカドニウムを使用しているので敬遠されるようです。メモリ効果や「自己放電」と言って、使わなくても目減りしてしまう傾向が結構あります。

NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した(らしい?)ニッカドの改良版が、「ニッケル水素電池」です。プラス極は同じですが、マイナス極の素材にカドミウムの代わりに水素吸蔵合金という特殊なものを使っているそうです。またメモリ効果も多少あるようです。

最近のノートパソコンには「リチウム・イオン電池」が最も広く使われています。メモリ効果がなく、自己放電も少ないという事で好まれています。単体での電圧が3.6ボルトというのも、CPUやメモリの動作電圧に近いのも好都合です。

しかし高価な割には取り出せる電流が少ないとか、過充電に弱く発火の恐れがあるといった弱点もあります。ですからノートパソコンの電源周りの改造をするなら、慎重にする必要があります。

PDAや薄型ノートPC用バッテリとして、最近注目されているのが、「リチウムポリマー電池」です。この構成はリチウムイオン電池と全く同じです。異なっているのは、電解液の代わりに固体の高分子素材(ポリマー)を使っている点です。ゲル状電解質を使う事によって封入が容易になり、外側がアルミ製ラミネートとなり、形状の自由度が増し軽量化も実現されます。

しかし形状が自由という事は、我々の側が市販の電池に換える事を困難にしているという訳です。専用電池しか使えないと思った方が良いでしょう。

21世紀初頭の我が家のパソコン環境

何やら、こういったものを紹介している個人のページが多いので、取り敢えずくっつけてみました。

CPU ; Intel Celeron (Tualatin) 1400Mhz
Motherboard ; ASUS Intel 815EP B0 chipset, TUSL2-C
Memory ; PC133CL3 256MB x 2 = 512MB
HDD ; Removable HDD rack を使用し Primary master に
Seagate Barracuda ATA IV (7,200rpm, 60GB) ST360021A
Seagate Barracuda 5400.1 ST340015A(5,400rpm, 40GB)
上記二つを切り替え。
Primary slave にデータ収納用
Hitachi Deskstar HDS722580 VLAT20(7,200rpm, 80GB)
Video card ; GeForce 2 MX400 64MB
DVD ROM Drive
Network card ; Corega FEther PCI-TXS (100BASE-TX/10BASE-T), RealTeK RTL8139
Case ; UACC627iSLT (Power Supply 換装 ENERMAX EG301P-VE twin fan with manual speed control)
OS ; Windows2000 / FedoraCore1 / Mandrake 9.2
Display ; IIYAMA HM703U (17inch MITSUBISHI CRT)
Keyboard ; Happy Hacking Keyboard Lite (PS/2) > HHK 無印
旧・メイン・マシン
富士通製マイクロタワー型=FMV-3556、CPU=AMD K6-2 350Mhz、RAM=320MB(64MBに256MBを一枚増設、PrincetonとTranscend製=共にNECのチップが載っていました)、HDD = 20GB(Maxtor 6GB から換装、Seagate,Barracuda IV,7200rpm, 流体軸受)、CD-ROM(CRT 取り外し)。
1999年当時の低価格デスクトップはこんなものでした。メモリーは「永久保証付き」に惹かれて少し高いものを購入しました。
OS Turbolinux 7WS > RedHat9 に入れ替え
Samba にて file server として使用
プリンタ
キャノン製 LBP-1210 レーザー・プリンタ
CD-R/W
I/O DATA製CDRW-i1210B/USB。ライティング・ソフトウェアー=B'sRecorderGOLD。
Buffalo CRW-L40U2 / USB 2.0 接続
ノートにも繋げるようにと USB 接続、Burn Proof付き。現在は LAN 接続しているので取り越し苦労かも。本体は12倍速ですがUSB 1.0 接続では6〜8倍相当のようです。新型は USB 2.0 接続なので 40 倍速で焼けるため非常に快適。
使用ソフトウェアー
OS = Turbo Linux 7
追記;2002.8 / Samba を使用し上記メインマシンの File 置き場にしました
デジタルカメラ
Che―ez!(ブルー・スケルトン・カラー)35万画素。
JPEGに変換するとそのままページに貼れてお手軽。

サブマシン
高木産業製B5ノート=PNM-C433。Celeron 433Mhz、160MB(128MB一枚増設)、10GB、11.3inch TFT。
ノートパソコンなのにCPUは普通のCeleronであって、Mobile Celeronではありませんでした。従って、電池の持ちも最低レベルとなります。大した事をさせなくても、ファンが回ってかなりの騒音がします。デスクトップ用CPUをノートにそのまま搭載するのは高木産業の常套手段です。これが低価格の秘密なのです。
基板上に32MB、拡張スロットに32MBが載っていて計64MBでした。Windows Meは少々重いOSですし、21世紀になりメモリ価格の下落は続いています。ツクモ電気で独自保証付きのバルク(と言っても店員によるとI/O DATAからやって来た物との事)メモリ128MBを一枚挿し替え合計160MBになりました。問題なく動作。PC-100、SO-DIMM、コンパクトサイズで、2001年6月現在税込み4,198円でした。心もち動作が軽快になったようです。
PNM-C433のメモリ・スロットはキーボードの下にあります。左右の「Alt」脇にある留め金を「つまようじ」か「千枚通し」で手前に引くとキーボードが持ち上がって外れます。
メモリが挿さっているのが見えますから、両脇から支えている白いロックを脇にずらすと、メモリ基板が上に跳ね上がってきて外れます。(PNM-C433の前期型ではここが空いていますが、後期型では32MBのメモリが一枚挿さっています。)換えのメモリ基板を斜めのまま挿して、基板を水平になるまで下に押し込むと左右からロックが掛かります。以上デスクトップよりも簡単です。
念のため、「コントロール・パネル」から「システム」を開いて160MBになっていることを確認します。
今までに出くわしたトラブルを挙げておきます。先ずPNM-C433の外部電源端子は特殊な形状をしています。なぜこんな形なのか、これまた謎です。小さくてかと言ってしっかりと嵌る訳でもありません。最も一般的な同軸構造の電源端子の方がよっぽどしっかり嵌ります。
おかげで、充電中に端子付近に力を加えると充電中のLEDが消える事からも分かるように、ときたま接続が切れるのが分かります。
また別口ですが、数時間も充電して電池の残量が100%になったのに、次にスイッチを入れると、残量が数パーセントになっていることが数回ありました。どうやらこれは電池パックの接続不良のようです。電池パックを取り外してもう一度セットすると充電していないのに100パーセント近くに戻っています。常に起きる訳ではないので、修理クレームも困難です。この辺の信頼性の低さが低価格との引き換えなのでしょう。個体差で外れを引いてしまったのかも知れません。
旧 OS
Windows Me、Office2000(Fast Findは外してあります)
Meは勉強中です。「システムの復元」「電源の管理」等を残してありますが、起動直後のシステムリソース残量は91%もあります。
HDDは半分ずつC,Dドライブに切ってあったので、Dドライブ相当部分へ最初にLinuxをインストールしました。
2003 年夏以降の OS
Red Hat 9 と FreeBSD 5.1 RELEASE の dual boot
LAN
メインPC=PCIカード(LGY-PCI-TXC)ADSL使用時に問題があるとのアナウンスがNTTとメーカーから流れています(どうせ我が家では関係ない、悔しい)
サブPC=PCカード(LPC4-CLX-CB)カップラーが本体と一体式で持ち運び用ケースも付きます。Linuxでは認識してくれません。KNOPPIX 3.2 と FreeBSD 5.1 では自動認識してくれた。
ということで 10BASE-T ですが PCI 製 ENW-3503-T と CF サイズ Laneed 製 LD-CF/T 共に NE2000 互換カードを使用中
スイッチングHUB=5ポート(LSW10/100-5P)プラスティック筐体でもちろんファンレス、ACアダプターも超小型です
以上全てメルコ製 100BASE-TX 規格。
PDA=CFカードスロット挿入型カード(LD-CF/T)これもカップラーが本体と一体式で、ソフトケースが付属します。ELECOM(Laneed)製。10BASE-T規格。
Windows CEによるCFカード・アダプタ経由のEthernet接続については、格闘記6をご覧下さい。
なお、ケーブルには若干の注意が必要です。我が家の上記環境では、Laneed(発売元はELECOM)製のスリムコネクタでは接触不良が起きました。コネクタを指で抑えていないとノート・パソコンに挿したLANカードに上手く繋がりませんでした。Hamonetブランドのケーブルにしたら問題が解消しました。規格があるとはいえ、現実には誤差による相性があるようです。
またLANケーブルには芯線として使われている銅線が、各一本のもの(単線と呼ばれます)、細い線を撚り合わせてあるもの(撚り線)とがあります。それぞれ好みかも知れませんが、単線は一旦ケーブルを曲げると「くせ」が付きやすく引き回しが固定している場所には良いでしょう。家庭内では「撚り線」の方がお勧めです。初めて買うブランドでは、店員に確かめた方が良いでしょう。
マウス
USB接続、PS/2接続、計4個。

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©SAITO Toshiyuki