へっぽこLinux道

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最終更新日2002.July.10 penchan

第4回ブラウザ探し

重いじら

Turbolinux 7には標準のUser AgentとしてMozillaが採用されています。Netscape6.0をWindows上で使った経験から分かっていたことですが、起動、読み込み共に決して軽快ではありません。と言うのはかなり遠慮した言い方で、もじら、どころか重いじらの方が似合っています。

ターボ・リナックス7のインストールCDに入っているMozillaは、バージョン0.9.1でした。とりあえず安定版とされている0.9.4-4のRPM版を入れましたが(2002年1月末)、クッキーの漏洩というバグがあるそうなので0.9.7-1に更新しました。いずれもRPM版ですからインストールは楽ちんでした。

2002年2月5日に、Mozilla0.9.8 が出ているのを確認。しかしサイトは混雑しているし、しばらく様子見。

Red Hat 用のRPMが出ていたので、2002年2月9日に 0.9.8 / 2002020501 にしました。0.9.7にはcookie が悪意あるコードによって盗用されるセキュリティー・ホールがあるというので、仕方がありません。本体だけを入れたので、使わない Mailer などは消しました。本体には Composer だけ付属してきました。

Mozillaの良い所は、Linuxの他のブラウザに比べて比較的安定している事でしょう。Operaといえども未だ正式版ではありませんし(もちろんMozillaもそうですが、、、)あくまで比較の問題ですが。また 0.9.8 にしたら、気持ちの問題かも知れませんが、動作もスンナリしたようです。いやいや、これは私の方が重いじらに慣れただけかも知れません。

2002.2.12 追記。 0.9.8 は感覚だけではなく事実軽快になったようです。こうなると Opera も安穏としておれません。これで完全に Netscape 4.* 系は「終わった」と言えるでしょう。

しょせん X 上で、という重荷を担っているのは仕方がありませんが、この重さは何とかしなければなりません。真っ先に使ってみたのは、Windowsでもセットアップしたlynxです。

lynxは使える

今思えばWindowsで使っていた頃は、意味の分からなかったいくつかのキー操作は、UNIX系が本家だからこそだったのですね。おまけに何の設定もなしにコンソールからlynx.yahoo.co.jpと打ち込むだけでヤフーが開いてくれます。

しかしTABLEは上手く表示されませんし、いっそのことw3mをと考えたのですが、依存関係が差し障るのでインストールは止めておきました。

Operaよ、早く日本語を

追加 2002.3.1

Opera 6.0 for linux beta 1 のページを新設しました。今後の記事はそちらへ書きます。


次に思いついたのは、Operaです。システムに組み込まれていて(それゆえに)事実上の最速であるInternet Explorer並に速いこのUser Agent(=以下UA)は、残念ながら日本語が苦手です。フォントの設定や各種変換によって一応の表示は出来ますが、文字化けや改行の不具合は売り物になるレベルに達してはいません。近々(2001年内でしょうか)日本語版が出るとのニュースがありますが、それはWindows版の話。Linux版の対応は不明です。

とりあえず日本語以外のページ用にとRPM版をダウンロードしてインストールさせました。(RPMとは、正式のインストーラー付きのWindowsアプリケーションみたいなもので、初心者でもワンタッチでアプリケーションを入れられる便利なものです。)Windows版と違って、右クリックとマウスの組み合わせによるショートカットという魅力的な操作法は使えませんが、おもいじらよりは遙かに軽快です。

またチャンとLinux版にはLinux関係のリンク集が、最初から書き込まれているというのもプラスポイントと言って良いでしょう。ただし環境によってはKDEメニューに上手く自動登録されないかも知れません。その時はスタート>パネルの設定>メニューエディタと順にたどって、組み込んでやりましょう。Operaがどこにインストールされているかは検索で事前に調べておくのを忘れずに。私の環境では /usr/bin/operaに本体プログラムが、/usr/share/opera内に各種アイコンが納められていました。

Opera6.0登場

パソコン日誌では既に書きましたが、Opera6.0正式版がWindows上には登場しました。日本語対応版は2002年早々にも姿をあらわすようです。しかし現在の6.0でも「ほぼ」日本語表示の不具合は解消されているようです。

肝心のLinux版ですが、6.0 TP2というのが公開されています。以下、日誌からの引用。

Opera 6.0 for Linux Technology Preview 2というのをダウンロードしてヴァージョン5に上書きインストール。RPM版だと上書きも簡単である。日本語表示もWindows版並に改善されていて、これなら重たいNetscapeやMozillaを使わなくても大丈夫。ただしWindows版と違って、右クリックからHTMLの文法チェック・サイト(単にW3Cの当該ページ)に飛んで、検証してくれる機能はなさそう。全体としてWindows版の5.2に似ていなくもない。正式版の6.0ではどうなのでしょうか。しかし日本語表示対応はユニコードの使用でOK。よく見ていると、文字化けした直後に再描画しているのに気付く。文字コードを書いていないページでも、今のところ外さないのは優秀。それにしても全部入っていて3MB程とはダウンロードも楽で良い。

2002年1月17日から、Opera 6.0 for Linux Technology Preview 3 が公開されました。早速ダウンロードしてインストールしました。TP2 の時は、KDEメニューに自動で登録されず手動で登録しアイコンも探し出す必要がありましたが、TP3 になってからは自動登録されました。

いくつかのバグが修正されて完成度が高まりましたが、アドレス欄に「opera:history」と打ち込んで履歴を表示させると、文字が重なって表示されます。このように元々は英語版ですから完璧は期待出来ませんが、一応「実用になる」というレベルでしょうか。

Opera の楽しみの一つに、カスタマイズが容易だという点もあります。Button.ini を編集する事によって、ボタンの並び順、上記「履歴」表示ボタンの新設などができます。

Opera の日本語設定

Opera をWindows でも使っていた経験から、今まで日本語表示の話題を書きませんでした。しかしご存じない方のために、覚え書きを残しておくこととします。

Windows版には「日本語化キット」なるものが用意されていますが、それを使わずともバージョン6になってからの Opera は、正しく日本語が表示できます。ただし2002年2月初頭現在のバージョンでは、全角チルダなどでBBSに書き込むと、正しい表示ができないなどのマイナー・バグは残っています。

以下の記述はOpera 6 for Linux Technical Preview 3 を基本とします。

KonquerorとGaleon

画面が綺麗でKDE一辺倒の私としては、 Konqueror の出来がもう少しましであったなら何の問題もなかったのです。これは日本語も扱えますしまずまずの軽さを備えたUAですが、いかんせん HTML にしても CSS にしても解釈が今一つ(すなわちNetscape4.*並)で常用する気にはなれません。しかし最新の Konqueror は KDE 3 上限定ですが、タブブラウザ化されるようです。

私はKDEしか入れてないのでチョッと残念だが、Gnomeが入っていればGaleonという手もある。Mozillaに先んじて1.0が出た。Gnomeの他にMozillaも当然必要。

Galeonは中々評判の良いブラウザらしい。という訳で、Gnomeを追加インストール。Galeonのヴァージョンは0.11.0-1でした。最近いろいろなブラウザをインストールしたので、未だGaleonは使い込んでいません。そもそもGnomeを起動させる事自体が少ないもので・・・。そのうち、詳細を追加書き込みします。

Netscapeか、、、

ヴァージョンも4.77にまで上がって、少しはましになったかとはかない思いで、Netscape Communicatorを追加インストールしました。

Turbolinux7ではRPMの他にzabonという名のパッケージ管理ツールが付属しています。その他にKDEに標準の KPackageというツールもあるそうですが、マニュアルに説明が見つからなかったので今回はzabonで追加インストールしてみました。

何てことはないCDを入れてメニューから選び、OKを押せば完了です。依存関係も自動チェックしてくれます。

しかし期待した私が馬鹿でした。相変わらずCSS解釈は変ですし、Konqueror並といったところでしょうか。但し、動作はおもいじらよりはましです。そしてなぜだかマウスのスクロールが効きません。この一点だけでチョッと常用UAにするには問題です。

Netscapeでホイールマウスを!

調べてみると、~/.Xdefaultsに追加書き込みをしてやらねばならないようです。/etc/X11/XF86Configを参照すると、ホイールマウス自体は認識されていますし、事実多くのアプリケーションで使えます。ホイールにはボタン4と5が割り当てられているのも確認しました。

X Window System上でのホイールマウスのページが参考になるはずです。また出来の良し悪しは別としてこのページの日本語抄訳が2000年11月になされていますので、英語に特に不自由な方はそちらをご覧下さい。

しかし~/.Xdefaultsって何?どこにあるの?追加書き込みってどこに何を追加するの?そういう疑問が湧いてきます。こんな事を聞くのは私が超初心者だから?謎は深まります。

ここで良ーく考えてみたら、Turbolinuxの場合、/home/以下の各ユーザごとのディレクトリ内に、HTTというファイルが最初からありました。開けてみると一行だけ良く意味の分からない英語が書いてあります。

*conversionOnKeys. Zenkaku_Hankaku<Ctrl>spaceです。普通に読めば、「半角/全角」キーによってCtrl+spaceの代わりをさせる設定のようです。ATOK Xを起動させて日本語を入力させるのに、説明書にあるのとは異なりWindowsと同じく「半角/全角」キーによって日本語/直接入力の切り替えが出来ているのですが、この設定のお陰だったようです。

ともかくこりゃあ何かの設定ファイルに違いないと見当を付けて、その後に上記ホイールマウスのページからコピーしたボタンの割り当てを貼り付けて上書き保存すると、無事にNetscapeでもマウスの上下スクロールが使えるようになりました。

ところが当日の書き換え直後はホイールが効いたのですが、翌日になると再びホイールが効かなくなっていました。どうやらHTTは違っていたようです。

そこでやっと気がついたのは、KDE付属のファイル閲覧アプリ(Konqueror)には、Windowsのエクスプロラーと同様に隠しファイルを表示しない状態がデフォルト(初期設定)になっていたのです。

早々に隠しファイルを表示させるようにすると、他の様々な設定隠しファイルと一緒に、.Xdefaulsが見えました(ヤッター)。末尾に下記の記述を書き足してXを再起動させると、所期の希望が無事叶えられました。

また設定にあるように、Ctrlキーを押しながらホイールを回すと前後のページへ行き来できるように、Shiftを押しながらホイールを回すと1行ごとにスクロールするようになりました。参考までに貼り付けた内容を次に貼っておきます。記述は基本的に意味のある英語ですから、私にも分かります。ホイールのワンクリックで6行移動する位解読できますから後で好みに合わせて変更できそうです。最後の部分には数字キーで上下左右にスクロールさせる設定がありますね。

当然の事ですが、ログインした使用者ごとに.Xdefaultsに書き込みをしてやらなければなりません。逆に言えば使用者ごとに自分の好みに合わせて設定ができる、という事です。また他のホイールが効かないアプリケーションも、同様の設定によって使いやすくなります。

EUC-JPで書いているので、環境やUAに依っては、元の「円記号=¥」が「右下がり斜線=\」になっているかも知れません。「円記号」と「バックスラッシュ」については、別項をご覧下さい。

このままではあんまりなので、円記号になるように打ち直しました。チャンと表示されていますかねえ。

!## NETSCAPE
Netscape*drawingArea.translations: #replace ¥
<Btn1Down>: ArmLink() ¥n¥
<Btn2Down>: ArmLink() ¥n¥
~Shift<Btn1Up>: ActivateLink() ¥n¥
~Shift<Btn2Up>: ActivateLink(new-window) ¥
DisarmLink() ¥n¥
Shift<Btn1Up>: ActivateLink(save-only) ¥
DisarmLink() ¥n¥
Shift<Btn2Up>: ActivateLink(save-only) \
DisarmLink() ¥n¥
<Btn1Motion>: DisarmLinkIfMoved() ¥n¥
<Btn2Motion>: DisarmLinkIfMoved() ¥n¥
<Btn3Motion>: DisarmLinkIfMoved() ¥n¥
<Motion>: DescribeLink() ¥n¥
<Btn3Down>: xfeDoPopup() ¥n¥
<Btn3Up>: ActivatePopup() ¥n¥
Ctrl<Btn4Down>: PageUp()¥n¥
Ctrl<Btn5Down>: PageDown()¥n¥
Shift<Btn4Down>: LineUp()¥n¥
Shift<Btn5Down>: LineDown()¥n¥
None<Btn4Down>: LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()¥n¥
None<Btn5Down>: LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()¥n¥
Alt<Btn4Down>: xfeDoCommand(forward)¥n¥
Alt<Btn5Down>: xfeDoCommand(back)¥

Netscape*globalNonTextTranslations: #override¥n¥
Shift<Btn4Down>: LineUp()¥n¥
Shift<Btn5Down>: LineDown()¥n¥
None<Btn4Down>:LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()LineUp()¥n¥
None<Btn5Down>:LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()LineDown()¥n¥
Alt<Btn4Down>: xfeDoCommand(forward)¥n¥
Alt<Btn5Down>: xfeDoCommand(back)¥

<Key>KP_9: PageUp()¥n¥
<Key>KP_3: PageDown()¥n¥
<Key>KP_8: LineUp()¥n¥
<Key>KP_2: LineDown()¥n¥
<Key>KP_4: ColumnLeft()¥n¥
<Key>KP_6: ColumnRight()¥

安定したOS?

Linuxは(Windows9*系より)安定したOSだと言われています。しかしアプリケーションに不具合があれば、当然の事ですが操作不能(=いわゆる固まる事)に陥ります。そしてNetscapeもMozillaもしばしば固まります。OSを巻き込まないので「安定している」のでしょうが、こうなったらどのように復旧しろというのでしょうか?

他に方法が見つからないので今のところは、一旦ログアウトして再びログインしていますがこれで良いのでしょうか?周囲に識者がいないので、確かめようがありません。問題はここからです。常用しているKDEは起動にものすごく時間がかかるのです(計った事はありませんが、数十秒)。初めは我が家のPCがオンボロだからと疑いましたが、他所のPCでも2~3年前(1998~99年製)のものではこんなもののようです。

OSが安定していても、日常業務にこれだけの負担がかかるのであれば、Windows NT/2000/XPの方へと誘惑の手が伸びてきます。まああっちも再起動には結構時間がかかりますけど、、、。


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